癇癪(かんしゃく)

 

乳幼児期によく見られる現象で、大きな声で泣き叫んだり、ときには叩いたり蹴ったりして他害が出たりするようなことを言います。

 

癇癪は「ちょっとしたことにも感情を抑えきれないで激しく怒りだすこと」と辞書には書かれています。

 

乳幼児期の癇癪は「イヤイヤ期」とも言われ、何をしてもイヤ!と言って主張することです。

 

乳幼児期の癇癪はいつまでも続くことはなく、次第に終わりを迎え、遅くとも5歳を過ぎるころにはなくなっていきます。

 

それは、自分自身と他者を理解することと、言葉の発達に伴い、感情を言葉で表現することができるようになることが大きな要因だと思われます。

 

しかし、発達障害を持つ子どもたちは、長く癇癪が続くことがあります。

 

ASD(自閉症スペクトラム)傾向がある子どもたちは、こだわりや独自のルールを持っていることが多く、意に反したことが起こると混乱し、それが癇癪となって表れることがあります。

また、ADHD(注意欠陥多動性障害)傾向の子どもたちは、衝動的な行動が多いため、行動を制限されてしまうと強いストレスがかかり癇癪が起こる場合があります。

そして、上記に言葉のことがありますが、特に発達障害を持つ子どもたちは言葉の発達がゆっくりな場合が多いです。また、本人の心の発達がゆっくりな場合も多く、自分の気持ちが今どうして「怒って」いるのか、どうして「悲しい」のか、その感情自体がなんなのかわからないことがあるようです。

乳幼児期のイヤイヤ期がなく、幼稚園や小学校低学年時に癇癪が起こるということがある場合には、乳幼児期には、心の発達がゆっくりだったために「イヤイヤ」という引き金になる感情の高まりがまだなかったのかもしれません。

 

ここまで書いていると癇癪が治らないのではないかと不安になるかもしれませんが、あくまで発達がゆっくりなだけで、言葉や心は成長していきます。自分の感情と言葉が繋がっていくと、感情を説明することができ、癇癪を起こす前に自分の気持ちを正しく理解して感情の高まりをコントロールすることができるようになるはずです。

 

しかし、そこまでいくまでの道のりは、ご家族には厳しいときもあるかと思います。
ご家族だけでは抱え込まずに、専門機関(発達支援センター、子育て支援センター、医療機関、放デイなど)を利用し、たくさんの支えがある中で見守っていくことで、負担も減り子どもにとってもご家族にとってもいい形に進んでいくと思います。

 

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