冬になると、子どもも大人も、なぜか体調だけでなく気分が落ち込むこともありませんか?

 

それは、もしかすると「セロトニン」不足かもしれません。

 

セロトニンとは……
脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。また、セロトニンは精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
【日本クリニック株式会社HP 食養相談室 健康コラム「セロトニン」より抜粋】

 

健常の大人や子どもでも、セロトニンが不足するとこのような上記のような症状が見られることもあります。
では、発達に課題のある子どもたちはどうでしょうか。

 

主に発達障害の子どもたちは、脳機能が健常の子どもたちよりも弱いので、セロトニン不足などの症状などはもろに受けやすいです。

 

基本的には、このセロトニンを体内で生成するためには「日光を浴びること」と言われています。
朝起きてすぐに日光を浴びたほうがいいと言われますが、科学的に根拠があって推奨されています。

 

また、日光を浴びて体内でセロトニンを生成する際に必要なものに「トリプトファン」という必須アミノ酸が必要です。これは、魚や肉、大豆製品、卵、ナッツ、バナナなどに含まれてます。
そして、同時にビタミンB6も必要です。ビタミンB6が含まれている食品は、青魚(イワシやサンマ)、肉、レバーなどです。

 

セロトニン不足のときは、特に甘いものを欲する傾向が見られるようです。お菓子の食べ過ぎなどは気を付けましょう。

 

発達に課題のある子ども達は、特に外に出たがらなかったり、感覚過敏による食べ物の好き嫌いが多かったりで、行動範囲や栄養が偏りがちです。
家族や支援する人たちは大変ですが、外での運動を増やしたり、苦手なものを食べるような工夫をしてあげることが、発達に課題のある子どもたちが生きやすくなるきっかけになるはずです。

 

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