前回のブログでは、ユニバーサルデザインの話をしました。

 

ユニバーサルデザインという言葉だけをきくと、「モノ」のデザインなのでは?と思うことが多いかもしれません。

 

しかし、前回のブログで紹介したように、ユニバーサルデザインには7原則があり、その概念にそってデザインされたものは、全てユニバーサルデザインの考え方が取り入れられたものと言えます。

 

今回は、学校でのユニバーサルデザインの考え方を取り入れた実践内容を紹介します。

 

一つ目は、学校の「教室環境」について、ユニバーサルデザインとして活用した例です。

 

教室内には、授業で活用するものや学校内の共通の連絡事項などの掲示物がたくさんあります。しかし、教室によっては、それぞれ異なるところに貼られ、教室環境がそれぞれ違うことも多々あります。
そこで、実践されたのは、全校統一で、教室の前と後ろの決められた場所にしか掲示をしないという「教室環境」を整えるユニバーサルデザインです。これにより、1年生から6年生まで共通して同じ場所を見て情報を得ることができますし、どこの教室を見ても知りたい情報が同じところにあるという点においては、安心感もあります。主に7原則のうちの「わかりやすさ」の部分を追求した例ですね。

 

2つ目は、係活動や日直などのユニバーサルデザインについてです。

係活動や日直は、学校内における子どもたちの勉強以外の仕事に一つです。これを経験することにより、より社会性や組織の中で動くということを自然と身に着けていくねらいがあります。ただ、この仕事、結構な量があります。毎日ルーティーンワークのようにしておけば、こなせる子どもも多いですが、覚えておくことが苦手な子もいるのです。
そこで、ユニバーサルデザインとして実践した例は、仕事内容を一つ一つ短冊のようにつるして掲示し、終わったら裏返すことで「終わり」という言葉が示されており、終わったということを視覚的に理解することができるようにしたことです。
今、どの仕事が終わって、どの仕事が終わっていないかが、だれの目にも明らかであり、自分だけでなく教室内のみんながわかるようになることで、色々な場面で助け合いなどが生まれてきます。
これは、「公平性」「わかりやすさ」の部分で工夫した例ですね。

 

このように、環境整備の考え方として、ユニバーサルデザインの概念は活用されています。

 

多くの人が、重い障害を抱えている人に向けた配慮と感じられているかもしれませんが、実際は、誰もが公平に利用したり親しむことができる考え方であり、ちょっとわかりやすくなる、というものユニバーサルデザインの考え方の一つです。

 

少し意識をするだけで、すぐにその考え方は身につくと思います。
是非色々な場面で実践してみてはいかがでしょうか。

 

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