テレビゲームは誰もが一度はやったことがあるのではないでしょうか。

 

最近では、インターネットの普及により、パソコンやテレビをインターネットに繋げてオンラインにて行うことのできるゲームがとても増えています。

 

健常の子ども達、発達障害を持っている子ども達に関わらず、子どもたちはみんなテレビゲームが大好きです。
テレビゲームが爆発的に普及する中で問題になっているのは、子どもたちの「ゲーム依存」ですね。

 

しばしば、マスメディアではテレビゲームを行うことのデメリットを報じられ、テレビゲームを行うことそのものがいけないことというように受け取られがちです。

 

しかし、テレビゲームを行うことによって、特に発達障害を持つ子どもたちにとってメリットもあります。

 

では、そのメリットはどんなものがあるでしょうか。

 

以前、ラルゴKIDSブログで紹介しました「マインクラフト」の記事。

 

マインクラフトを行うことで、空間認知能力先の見通し集中力、等の力の向上に繋がるというようにお話させて頂きました。

 

マインクラフトは、創作性の高いゲームですが、他にも様々なゲームの種類があります。

 

例えば、RPG(ロールプレイングゲーム)はどうでしょうか。

仮想世界の中で主人公を操作し、様々な困難に打ち勝ちゲームをクリアしていくものです。
このRPGゲームでは、様々な小さな要素を一つ一つ繋ぎ合わせていくことで、物語の謎や課題を解決しストーリーを進めて行かなければなりません。課題解決能力や状況判断能力が養われますね。SST(ソーシャルスキルトレーニング)にも繋がります。

 

そのほかにも、アクションゲームがあります。

現実ではありえないような動きを行うキャラクターを操作したり、今では、実際に体を動かすことでゲーム内とリンクして操作したりすることのできるゲームもあります。アクション性の高いゲームを行っているときに、自然と体が動いているときがありませんか?
普段、運動嫌いの子どもたちや運動不足の子どもたちでも楽しくゲームを行うことができますね。

 

上記に述べたように、SST(ソーシャルスキルトレーニング)に繋がったり、運動を促すことのできるツールになったりと様々なメリットがあります。

 

しかし、テレビゲームを行うことにいまだマイナスな捉え方をしてしまうのはなぜでしょうか。

 

それは、上記でも述べたようにテレビゲームには高い「中毒性」があるからです。
WHO(世界保健機関)も、ゲーム依存や中毒は「疾患」として扱うと正式に発表しています。

 

特に、子どもたちは自分たちで好きなものに対する気持ちのコントロールはまだまだ未熟です。

 

テレビゲームそのものをいけないものとして扱うのではなく、子どもとのコミュニケーションのツール子どもの気持ちの安らぐ時間療育ツールとして、保護者である親が、正しいゲームとの関わり方を教えてあげることが、特に必要ですね。

 

テレビゲームは、今では膨大な量のものになっています。
正しい知識、扱い方、そして楽しみ方を伝えていきましょう。

 

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🌟ラルゴKIDSは、現在、成増校1校と、1~3歳向け親子運動教室のイオンカルチャー北浦和校イオン放課後教室成増の2校、計3校展開している子どものための運動療育教室です🌟